2020年10月7日(水)~9日(金)インテックス大阪にて開催されました「第23回関西機械要素技術」に出展しました。
本展示会では、当社独自の異種金属接合技術のほか、IoT対応の単軸ネジ締めユニット、AI機能搭載の検査装置、ロボットビジョン搭載供給機付き包装機など、お客様のモノづくりを最適化する新提案をご紹介しました。
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AKROSE×拡散接合で原子レベルの密着性!
冷間圧造による素材成形技術によって誕生した異種金属接合技術AKROSE。その技術を用いて接合した部品に対し、適切な熱処理を施すことで素材同士の接合境界面で原子の相互拡散が生じ、原子レベルでの密着性を実現しました。
従来の拡散接合技術の課題であった、酸化被膜の除去や熱処理専用装置・治具の必要、金属化合層の脆弱性を解決し、異種金属接合の可能性を広げる新提案です。
銅・アルミニウム・鉄・ステンレスが強固に密着!
塑性変形加工技術を活かした当社独自の「異種金属接合」を披露します。当社の強みである冷間圧造技術によって元形状を成型した後、その成型品同士(複数個)をプレス加工により強固に接合させた製品です。
鉄カラーとインサートナットを廃止可能なねじ
「カラーレスタイト」とは、従来のねじと違い、同軸上に呼び径の異なる2種類のねじ山(ピッチは共通)を有し、被締結材と相手材にそれぞれのねじ部でセルフタップを行います。この作用により、軸力低下ならびにクリープが発生した時の被締結材のガタツキやゆるみを防止します。
工業用ファスナー製品~自動車への使用例~
日東精工が誇る冷間圧造技術をご紹介
当社の培ってきた冷間圧造技術によって生み出される、多彩な形状の締結部品・セルフタッピンねじをご紹介します。
軽量化や締結コストの低減に役立つ自動車への採用実績から、その一端を感じて頂けます。
日東精工グループの株式会社伸和精工は、ミクロン単位の精度を実現する精密プレス加工のプロフェッショナル集団。さまざまな材料への対応、抜き、曲げ、絞り、潰しといった様々な要素技術への対応が可能な数少ないプレスメーカです。従来、切削でしか対応できなかった精密部品やダイキャストでしか対応できなかった複雑形状のプレス化を実現。多くのお客様のコストダウンに貢献しています。
IoTなど産業ネットワークに対応した単軸ねじ締めユニットです。高速・高精度処理可能なPLCを搭載することで、多種多様なプログラム構築が可能になったほか、ソフトウェアの記録・解析機能の活用により、トラブル時のダウンタイム削減に繋がります。EtherNet/IPに対応したことでPCなど上位機器にねじ締めデータを提供可能です。
高性能検査選別機「ミストル AI」
高性能検査選別機MISTOL(ミストル)は、AIを搭載することで、安定検査、無人工程化にさらなる貢献が可能です。
AIによるディープラーニング技術によって、今まで人の感覚に頼らざるをえなかった難しい選別にも正確かつ柔軟に対応できます。
「KizMILⅡ」は、センサ部とコントローラ部から構成され、製造設備における工具・金型・各種部品、あるいは生産工程における各種製品に生じる振動を観測し、これらの劣化、破損を検知します。お客様がお持ちのパソコンや外部機器に振動波形を取り込むことも可能です。
日東公進㈱(日東精工グループ)
パーツフィーダで流すことが難しいワークの供給を可能にした、ロボットビジョン搭載部品供給機を取り付けた包装機です。
コンベア搬送中のワークをカメラで画像認識し、ロボットで取出し、供給します。ピッキング方式は吸着パッドとエアチャックを選択でき、様々なワークに対応します。
日東精工アナリテック㈱(日東精工グループ)
ワンタッチで簡単に精度良く抵抗率測定
材料の評価基準の一つである抵抗率の測定を行う計測器です。必要なときに、必要なところで、低抵抗領域の表面抵抗率、体積抵抗率(比抵抗)、導電率を高精度に測定可能です(本展示会では低抵抗用を展示予定)。
※日東精工アナリテック製品ページはこちら
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